2023年3月現在パパは育児休業中。
男も育休が取れる時代になったけど、まだまだネガティブな意見が多い。
そんな男の育休について、実際に育休中のパパが自分の経験談を書く。
心実は女の子だから子供ができたら休んでるだろう。
だから、この記事は奏翔と輝に向けて書くからな。
男の育児休業
2022年5月16日に心美が産まれて、7月1日からパパは育児休業を取った。
最初の間は名古屋ばぁばが来てくれてたからな。
パパがいたんじゃ、ばぁばも気を遣うだろうから最初の1ヶ月半は仕事に行ってた。
パパが働いてる会社は社長が従業員に凄く優しくて、パパが育休取りたいって話をしたらすぐに「いいよ。奥さん大変だと思うから助けてやって。」って言ってくれた。
もちろん他の従業員全員にも育休を取ることを伝えた。
中には良く思わない人もいただろうな。
「男が育休?」なんて言ってる人もいるかもしれない。
でもそんなのは気にしない。
パパは何よりも家族が大切だからな。
大切な家族とずっと一緒にいられてお金ももらえる。
言い方悪いかもしれないけど、おいしいよな。
ただ世間一般的には男の育休はまだそこまで浸透してなくて、ネガティブな意見が多い。
Twitterとか見てると「男が育休取るの?」とか「復帰した時、居場所がなくなるんじゃないの?」みたいな考え方の人が多いんだよな。
パパから言わせると「バカじゃねーの」って思う。
だって国が認めてる制度で、何一つ悪いことはしてない。
それどころか産まれたばかりの子供とずっと一緒にいられて、奥さんの手伝いもできる。
良いことしかないだろ。
そもそも育休取ったことで居場所がなくなるような会社なんて辞めちまえよって思うんだよ。
ネット上には上司に圧力かけられたみたいな声もあるけど「そんな上司がいる会社なんかに何か未練でもあるのか?」「他にも仕事あるだろ?」って思うよ。
お前たちに子供ができたら育児休業は取った方がいいぞ。
子供の成長を楽しみつつ、奥さんを助けてやれるからな。
お前たちがパパになる頃には男の育休が当たり前になってるかもしれない。
もしかしたら今と変わらず否定的な意見が多いかもしれない。
でも家族と仕事どっちが大切かよく考えろ。
それでも仕事も大事だから育休は取らないって思うなら、それでもいい。
自分の人生だから、どうするかは自分で決めればいいよ。
確かに仕事がなければ家族を養っていけないからな。
でもパパは思う。
仕事は変えれるけど、子供との今日は二度と来ない。
家族で過ごす時間が何よりも大切だってな。
その結果、敵が増えても悪口を言われても全然いい。
パパは仕事よりも家族が大切だから。
お前たちに子供ができたら、育休以外にも悩むことが増えてくるだろう。
でも家族のことを一番に考えろよ。
お前たちのいる環境が育休を取ることで悪い方に動くなら、それはそれで考える必要がある。
その時の状況、環境を踏まえて決めろ。
ただパパだったらどんな環境、どんな状況でも育休を取って家族と楽しい時間を過ごす。
職場で居場所が無くなったら辞めて他の仕事を探す。
一度しかない人生を楽しむためにな。
自分たちの人生をどう生きたいのか考えろ。
仕事がメインで終わる人生なんてつまんねーぞ。
ママは大変
育休が始まってパパは心実の世話だけじゃなくて、洗濯や洗い物、掃除もやってる。
もしパパが育休取ってなかったらママが全部やらなきゃいけないよな。
パパは料理ができない。
月一でやるタコ焼きくらいだ。
そう考えると育休取ってなかったらママの負担はハンパない。
パパは大したことはできてないけど、ママの負担を軽減できてると思うんだよ。
それに男がこういう経験をするって凄く大切なことだと思う。
だってママって凄く大変なんだぞ。
家のことをほとんど一人でやって、育児もやる。
この大変さを男も知った方がいいと思うんだよ。
よく「女はいいよな、ずっと家にいられて」みたいな事を言うヤツもいるけど、パパから言わせれば女も凄く大変なんだよ。
ある意味、仕事行ってるより大変だよ。
パパは育休を取ってそれが分かった。
ぶっちゃけ男の方が楽だよ。
人によって環境や状況は違うけど、女の方が大変だよ。
だからこそ育休を取ってママを助けた方が良いって思う。
お前たちも育休を取って奥さんを助けてやれよ。
そして女の大変さを経験してみろ。
そしたら今以上に奥さんを大切にしようって思えるから。
男の育児休業のメリット・デメリット
育児休業は取った方が良い。
とは言え、男の育児休業にはメリットもデメリットもあるから説明する。
男の育児休業のメリット
男の育休のメリット
- 家族とずっと一緒にいられる
- 働かなくてもお金がもらえる
家族とずっと一緒にいられるのが一番のメリット。
長い人生の中で仕事をせずに家族と長期間過ごせるのって、育児休業の時しかないと思うんだよ。
もちろん独立して自営業になったり、起業して社長になったり例外もある。
でもサラリーマンやってて長期間家族と楽しめるなんて育休の時だけだぞ。
今日って日は二度と来ないからな。
もう一つは働かなくてもお金がもらえること。
家で家族と楽しく過ごしてお金がもらえるって、控えめに言っても最高だろ。
不労所得ってやつだよ。
こんなことビジネスで成功するか、育休でも取らない限りあり得ないからな。
最高だぞ。
男の育児休業のデメリット
男の育休のデメリット
- 育児休業手当は満額もらえない
- 復帰後の職場での立場
育児休業の一番のデメリットは育児休業手当が満額もらえないこと。
2023年3月現在、育児休業手当は育児休業開始時から180日間は賃金(月額)の67%で、181日目から子どもが1歳になるまでは、賃金の50%。
で、社会保険や厚生年金が免除になったり減税を入れると、最初の180日間は実質給料の80%くらい、残りは実質給料の60%くらいはカバーできる。
それでも金銭的にはキツイよな。
これが一番のデメリットだ。
ただこの制度は見直されて、現在の支給額が前給与の50~67%、これが80%に引き上げられるかもしれない。
まだ検討段階でいつから変わるかは未定。
でもこれが決定したら、社会保険料の免除と合わせて実質給料の全額を受け取ることが可能になる。
お前たちがパパになる頃には変わってるだろうな。
そうなればこのデメリットは無くなる。
もう一つのデメリットは復帰後の職場での立場だ。
上記にも書いたようにインターネット上には「男が育休取るの?」とか「復帰した時、居場所がなくなるんじゃないの?」みたいな考え方の人が多い。
ただ、こんな世間一般論なんて気にする必要はないと思うんだよな。
だって自分の人生だろ。
誰にどう思われようが職場で居場所が無くなろうが、家族の方が大切だろ。
パパはまだ育休中だけど、復帰して居場所がないなら転職するよ。
そんなクソみたいな環境で残りの人生の貴重な時間を無駄にしたくないからな。
それに仕事は他にもある。
だからこのデメリットも解決だろ。
つまり育児休業のデメリットは世間一般論であって、実際にはメリットしかないんだよ。
パパは本気でそう思ってる。
もしデメリットがあるとするなら、長期間休んだ後の仕事復帰が嫌になることかな。
だからお前たちに子供ができたら遠慮せず育児休業を取った方がいいぞ。
限りある人生、何が一番大切なのか考えて行動しろよ。
まとめ
男でも、周囲の目が冷たくなっても、育児休業は取るべきってのがパパの考え方だ。
でも、お前たちがパパと同じ考え方じゃないかもしれないから、強制はしない。
ただ自分にとって何が一番大切なのか考えろよ。
人生は一度きり。
後悔のない人生は無理かもしれないけど、なるべく後悔の少ない人生にしろよ。